
・赤字経営の予備軍ってどんな状態だろう?
・自分の会社は赤字経営の予備軍かな?
・赤字経営の特徴と解決策が知りたいな
このページではこうした疑問が解決できます。
このページを読むと、
・運送会社で赤字経営をしている会社の特徴を知ることが出来ます。
・特徴を知ることで、赤字経営になるのを回避することができます。
・解決策を3つ知ることが出来ます。
アナタは会社の経営状態を詳しく把握できていますか?実は、毎日数値を管理していても赤字経営になる可能性は大いにあるんです。この記事では赤字経営になる会社の特徴を5つ紹介しています。同時に、解決策も3つ紹介しているのでできることから実行してみて下さい。
運送会社で赤字経営をしている会社の特徴

運送会社で赤字経営をしている会社の特徴は大きく分けると5つです。
1.月ごとの売上の特徴を把握していない
2.無駄な経費が多い
3.ドライバーファーストではない
4.料金の値下げで仕事を取っている
5.なんでも屋さん
この5つの特徴で思い当たる節があったら、赤字経営になる危険性が高いです。
以下で5つの特徴について詳しく見ていきしょう。
1.月ごとの売上の特徴を把握していない
赤字経営にならないように、月ごとの売上を数字で管理するのは当然です。
しかし、すべてを数字だけで判断していませんか?
例えば、今月は利益が多いから黒字だな。とか、今月は仕事量が少なかったから赤字になりそうだな。とかです。
確かに全体的な数字を把握するのは大切ですが、月のなかでも売上が立ちやすい週とそうではない週があるはずです。
日にちや曜日ごとに、誰が・どんなルートで・どういう仕事を・何時から何時まで・道路状況は・仕事の種類は・起こりやすい問題は
など、数字だけの管理ではなく、売上変動の細かい特徴を把握していないといずれ赤字経営になってしまうでしょう。
2.非効率な支出に気づいていない

赤字経営のほとんどが、経営者が非効率な支出に気づいてません。
トラック運転手たちの効率が悪いとか、事務員さんの効率が悪いとか、実は問題はそこじゃなかったりします。
しかし、ほとんどの場合、そうした問題を人員の増加で解決しようとしてしまいます。
すると、結果的に人件費やそれに伴う支出が増加し、問題の解決にならないといった悪循環を生み、赤字経営から抜け出せなくなってしまうのです。
不必要なコストは赤字経営につながるのは言うまでもなく。運送会社のメインコストといわれる人件費・配送費・荷役費・保管費・放送梱包費ですが、そのほかに3つの盲点的なコストが存在します。それらを以下の記事でまとめています。ぜひ、コスト削減に役立ててください。さらに、コスト削減で売上を伸ばすことで、社員さんへの還元も少しずつ増やすことができるので社員さんのモチベーションアップにもつながることでしょう。売上と社員さんのモチベ、どちらもアップさせたい!そんな方はぜひ一読してみてください。
・運送会社のコスト削減の前に知るべき【3つの盲点】売上アップの方法
3.ドライバーファーストではない
ドライバーファーストではない会社はほとんど 例外なく赤字経営になっています。
物流業界の課題として離職率が高いことが挙げられますが、ドライバーが離職する理由として、
- 社員を売上を立てるためのただの従業員としてみてる
- 制度上どれだけ働いでもまったく稼げない
- 経営者との関係性が悪い
など、どれも社員さんのモチベーションを下げていることが要因です。
やはり人と人。特に物流業界では人と人の関係性が大事というのは、運送会社の経営者であるアナタならよく知っているはずです。ドライバーさん次第では売上が2倍にも3倍にもなる可能性があります。大手運送会社では、笑顔が素敵なトラック運転手を紹介する取り組みがあったり、某運送会社ではシャワールームを完備したりしてドライバーファーストの環境をつくっています。
4.料金の値下げで仕事を取っている
既存の設定価格から料金を下げて仕事を取るというのはできれば避けたいですね。
一度設定した価格から簡単に料金を下げてしまうと、
この会社がやってくれる仕事は本来その価格でできるものなんだ
と判断される場合もあります。
おそらく、どの会社もプロ意識をもってお仕事をしているはず。
設定した価格 以上の価値をお客様に提供できるということを伝え、
値下げは最終手段として考えましょう。
5.なんでも屋さん
運送会社でなんでも屋さんは赤字経営になってしまう可能性があります。
しかし、これには例外があり、初期段階の会社とある程度の規模感・資金力がある会社は多岐にわたる仕事を引き受けても良いでしょう。
ですが、中規模まで成長してきたの企業でそれをやってしまうと、専門性に欠けていき結果的に仕事がまわってこないという可能性もなくはないです。
なんでも屋さんより〇〇といえば□□□会社 のほうが仕事が舞い込む可能性が高いということを念頭にいれておきたいですね。
運送会社で赤字経営を避けるための解決策3選

赤字経営を避けるための解決策としては3つ挙げることが出来ます。
1.会計ソフトを使う
2.ドライバーを大切にする
3.プロ意識をもって期待以上の成果を出す
1.会計ソフトを使う
最近の会計ソフトは、ただ数値を管理するだけではなく業務のどの部分が一番の負担になっているか把握することが出来るようになっているものがあります。値段も従来に比べ安価なものが増えています。予算で選ぶのも1つですね。
特に、Excelやスプレッドシートだけで管理をしている場合は会計ソフトを使うことを強くおすすめします。
2.ドライバーファースト
社員さんの「やる気」が売り上げに直結するといっても過言ではないのが物流業界ですよね。
ドライバーさん1人1人を大切にすることで赤字経営を避けることができるのです。
各社のドライバーファーストの取り組みをいくつか紹介しておきます。
K社・・・シャワールーム完備で仕事後の汗をながせるように。
G社・・・社員の奥様の誕生日にお花をプレゼントして、社員の家族も大切に。
W社・・・BBQで社員との距離を縮める。
各社さまざまな取り組みを行っています。
発想の参考になれば幸いです。
3.プロ意識をもって期待以上の成果を出す
赤字経営を避けるための3つ目は、プロ意識をもって期待以上の「成果」を出すことです。
既にプロ意識をもってお仕事をしているとは思うのですが、期待以上の「成果」を出すことが重要です。
小さな成果でも「期待以上」であることが大切です。
期待以上の成果を出すために、ただ単に社員を増やしても固定費が上がるだけです。
新たな社員を雇っても教育費や採用費を考えたら効率的とは言い難いかもしれません。
期待以上の成果を出すには、既存のリソースをいかにうまく使うかが大切です。
もとからいる社員さんであれば会社の文化も知っているし、作業効率も良いです。
あなたと社員の全員がプロ意識をもってお仕事をして、期待以上の成果を出すことで赤字経営を避けることができます。
さらに、こうした組織は成長速度も速いため安定的な黒字経営が出来るようになってくるでしょう。
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まとめ
運送会社で赤字経営をしている会社の特徴は以下の5つ。
1.月ごとの売上の特徴を把握していない
2.無駄な経費が多い
3.ドライバーファーストではない
4.料金の値下げで仕事を取っている
5.なんでも屋さん
1つでも身に覚えがあったら赤字経営になる危険性が高いので
早急に対応策を考えたほうが良いでしょう。
赤字経営の解決策としては以下の3つ。
1.会計ソフトを使う
2.ドライバーを大切にする
3.プロ意識をもって期待以上の成果を出す
すぐにできるものとしては2.ドライバーファースト です。
簡単な挨拶からでも十分です。
赤字経営を避けるためにもできることから1つずつこなしていきましょう。
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