運送会社がコスト削減の前に知りたい【3つの盲点】売上アップの方法

・運送会社の3つの盲点コストって何があるだろう?
・運送会社を設立する前にかかるコストを一通り把握しておきたいな。
・コスト削減の方法を知って売上をアップさせたいな。

この記事ではこんな疑問が解決できます。
この記事をよむと、

・運送会社を経営する上でのメインコストと3つの盲点的なコストを1記事で簡単に把握することが出来ます。
・あなたの会社にある「みえていないコスト」を可視化することが出来ます。
・かかるコストの全体像を把握することで、売上アップにつなげることが出来ます。

この記事では運送会社を経営していてかかっている3つの盲点的なコストについて紹介しています。どの部分にコストがかかっているのか把握することで、コスト削減に役立てることができます。すでに全てを把握しているつもりでも、気づいていなかった盲点的なコストがみつかるかもしれません。

この記事を読んで、削れるコストはなるべく削って、ぜひ売上アップにつなげてください。

運送会社のコストはすべて把握してますか?

あなたは運送会社のコストをすべて把握できていますか?恐らく、ほとんどの人が、コストといえば人件費・配送費・荷役費・保管費などを思い浮かべるでしょう。

しかし、運送会社を経営していてかかるコストはそれだけじゃないんです。まず、コストを2分します。

Point!

1.メインコストは5つ・・・人件費・配送費・荷役費・保管費・包装梱包費
2.盲点的コストは3つ・・・損害費・投資・システム導入費

メインコストはすぐに思いついたのではないでしょうか?一方で、盲点的コストに分類されるものについては意外と注意深くは見ていなかったのでは。ここでは盲点的なコストについて、それぞれ更に深堀してみていきましょう。

サブコスト其の一は損害費

サブコストとしてまず1つめは損害費です。

損害費とは、トラック運転手が事故を起こしてしまった場合の損害にかかるコストや、荷物に欠陥があり、その返金/返品のためにかかるマイナスの損失分を指します。

ちなみに、運送会社の場合この一度の損害費で経営が大きく傾く場合もあるので、発生は絶対に避けたいところです。

サブコスト其の二は投資

サブコストその2が投資によるコストです。

この場合の投資とは、事業拡大を狙った支出が主なものになります。

「投資コストが最小で、利益は最大。」これが一番の理想ですね。

とはいえ、不必要な投資や一発逆転のギャンブル投資は経営には向きません。ありがちな投資として一例をあげるならば、事業拡大に伴いトラック運転手の大規模な募集です。広告費をとにかくかけて短期的に人を集めようとするパターン。正しく運用できれば良いですが、ノウハウがないのにただ広告を運用し続けるという「赤字経営の予備軍」これは引くに引けなくなって見返したら赤字の損切となることがあるので注意が必要です。

赤字経営をしている運送会社の特徴と解決策をまとめた記事があります。赤字経営をしている会社の特徴を知ることで、赤字経営になるのを回避することができます。また、具体的な解決策をも3つ知ることが出来るので簡単なものを明日から実行してみると良いです。赤字経営になる前にその特徴だけでも知っておこうと思った方はぜひ読んでみて下さい。

運送会社の「赤字経営」アナタの会社は大丈夫?【特徴と解決策がわかる】

サブコスト其の参はシステム導入費

サブコストの最後はシステム導入費です。

運送会社のほとんどが導入している「デジタコ」「アナタコ」ですが、助成金を利用したとしても、トラック1台に導入するにはトータルコストがおよそ30万円程かかります。それに加え、毎月のランニングコストもかかるので所有台数が多いほどコストがかさみます。また、国土交通省は、車両総重量7~8トン(最大積載量4~5トン)の事業用貨物自動車に、運行記録計の装備を義務付けているので何も対策を行っていない事業所はいつかペナルティを受けるかもしれません。(2020年12月時点では装着は義務である)

現在の物流業界ではIot化が進んでおり、様々なお役立ちツールやシステムが市場にはあふれています。

相場は一概にはいえないものの、機能としては「デジタコ」「アナタコ」を超える、利便性に長けたものも多くあるのも事実。しかし、これまで使い慣れたものを外したり、あるいはさらに何かシステムを導入するのはハードルが高いように感じるかもしれませんね。

ですが、うまくIoT化の波に乗ってあなたの会社にあった最適なツールやシステムを見つけることが出来れば、きっと売上もますます右肩上がりになるでしょう。もし、データを駆使した経営をして売上アップすることができたら、社員さんへの還元もいつもより少し多めに出来て、社員さんのモチベーション向上にもつながるのではないでしょうか。利便性という点でも現状のツールやシステムに不満を感じている社員さんも多いので、これを機会にコスパ最強のシステムをみつるのも1つですね。

運送会社のコストを削減する方法【売上もアップ】

ここまで運送会社のメインコストとサブコストを見てきました。
そして、これらの「コスト」が削減できれば売上げが上がります。では、具体的にコスト削減の方法はどんなものがあるでしょうか。

ズバリ、コストを削減する方法としては以下の3つがあります。

Point!

1、保険の見直し
2、車両の燃料の見直し
3、アウトソーシング

昨今の運送業界・物流業界の成長は著しく、多くの物流・運送会社さんが仕事を増やしています。しかし、仕事が増えれば増えるほど『コスト』がかさんでくるという実態があるのも事実です。多くの運送会社の経営者さんは上手にコストを削減して利益を伸ばしたいと思っているのではないでしょうか。

そこで上記3点に絞った、コスト削減の方法を詳しく知ることが出来る記事を作成しました。メインコストとサブコストどちらにも共通するコスト削減の方法がわかります。コスト削減で売上アップを目指したい方は一読してみて下さい。

運送会社がコスト削減をする方法は?おすすめの方法3つを紹介!

まとめ

運送会社を運営していてかかるコストは以下の通りです。

1.メインコストは5つ・・・人件費・配送費・荷役費・保管費・包装梱包費
2.盲点的コストは3つ・・・損害費・投資・システム導入費

コストを削減する方法としては3つあげられます。

1、保険の見直し
2、車両の燃料の見直し
3、アウトソーシング

把握しているつもりでも意外と意識していないコストがあったのではないでえしょうか。盲点的なコストの損害費は限りなく0で抑えたいですよね。予防法としては当たり前を徹底する ということでしょうか。明日からできることを今のうちに紙に書き出しておいて、事前に対策をしておきましょう。

 

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